デジタルモンスターCOLORのドット絵データ書き換えツールが公開
先日、日本ではプレミアムバンダイからデジタルモンスターCOLORのver.1とver.2が発売されたばかりですが、英語版の発売についてはまだ公式からのアナウンスは出ていません。
そんな中、英語版の発売が待ちきれず日本語版を日本から輸入し、本体のROMをハックして英語化する改造をする海外勢が現れました。
日本製玩具のハックをしているエンジニアのGMMan氏が公開したDigimonColorSpriteToolを使うと、ゲーム画面で表示されるテキストやモンスターのドット絵を自身で用意した画像データで書き換えることができるようになります。
使い方については、こちらの動画で一通りの手順が解説されています。
尚、データを読み書きするためにはCH341A等のROMライターを用意する必要があります。
大まかな流れとしては、CH341Aを本体ROMに接続してAsProgrammerでバイナリデータを読み込み、読み込んだバイナリデータからDigimonColorSpriteToolでPNG形式のドット絵の画像データを抽出し、そのデータを自分で用意した同じくPNG形式の画像データで置き換え、DigimonColorSpriteToolでバイナリデータを出力してから、再度AsProgrammerでバイナリデータをROMに書き込んでいます。
動画内では日本語を英語化しているだけですが、各モンスターのドット絵データを書き換えることも可能です。また、画像データを置き換える際は元の画像データの寸法と同じサイズの画像を用意する必要があるようです。
DigimonColorSpriteToolのREADMEによると、バイナリデータ出力時にオプションを指定することでBMP形式の画像データを書き込むことも可能となっています。
言うまでもありませんが、実際に試してみる場合は自己責任でやるようにしましょう。