デジモンペンデュラム チート&デバッグモード起動方法
デジモンの裏技といえば、絶縁シートを抜き差ししたり、電池蓋を開け締めしながらボタンを押すバグ技が有名ですが、実はバンダイが開発用に実装したチートモードやデバッグモードが存在する。”実は”という言葉を使ったのは、日本語で検索してもこの2つのモードに関する情報がほぼ見つからなかったからだ。
尚、本稿で扱うデジモンペンデュラムはver.1.0から5.5及びver.ZEROが対象で、ver.20thとZシリーズは対象外です。
各ボタン名称
各ボタンの名称を上記画像に示します。
以降の説明ではこのボタン名を用いて説明することとします。
チートモードのやり方
このデジモンペンデュラムのチートモードは英語圏では”Cheat C(チートC)”などと呼ばれており、本体基板の特定のパッドをショートさせることでチートを有効にすることができる。チートを有効にし、デジモンがいる画面でCボタンを押すことで、呼び出しアラームが鳴るまで時間を倍速で早送りすることができる。時間を早送りすることで、たった数分間の作業で成熟期に進化させることが可能になる。
1 本体裏面の4ヶ所のネジをはずします
2 スピーカーを繋ぐコードがはずれないよう、画像のように外装をずらすようにして基板の左下部分を露出させます
3 赤い四角の中にある2点のパッドをショートさせます。身近なものだと鉛筆で2点のパッドを擦ってショートさせる方法がありますが、ハンダゴテを持ってる人はハンダ付けでも勿論構いません。鉛筆でショートさせると元に戻す時に消しゴムを使ってもうまく消えない場合があり、その場合は無水エタノール等で鉛筆を除去しなければいけなくなるので、ハンダ付けをして元に戻す時は吸い取り線などでハンダを除去する方法のほうが安全でしょう
4 逆の手順でネジ止めをして電池を入れ、時計をセットします。デジモンがいる画面でCボタンを押すと呼び出しアラームが鳴るまで時間を早送りできます。早送り中にもう一度Cボタンを押すと早送りを停止できます
元に戻したい時は、手順3でも書いた通り2点のパッドのハンダまたは鉛筆を除去してください。
デバッグモードの起動方法
1 Aボタンを押しながらリセットボタンを押し、画像のように真っ黒な画面が表示さればデバッグモードの起動の成功です。この画面でドット抜けなどがないか確認できるようなっているのだと思います
2 Bボタンを押すと、各ドットとアイコンが交互に表示されます
3 Cボタンを押すと、先程のドットとアイコンが反転して表示されます
4 Aボタンを押すと画面の端のドットのみが表示されるようになっています。液晶画面の位置調整の確認用に使う画面でしょう
5 Bボタンを押すと、本体のバージョン情報と振り子のカウントが表示されます。本体を振ると数字が増えていき、振り子のテストをすることができます
6 Cボタンを押すと通信接続のテスト画面になります。もう1台デバッグモードで起動して同画面にしたデジモンペンデュラムを用意し、2台を接続してAボタンを押し、接続に成功するとOKという画面が表示されます。接続に失敗すると「ピッ」という音が鳴り、画面はERRORのままになります
デバッグモードを抜けたい場合は、OK画面でBを押すか、リセットボタンを押すことで抜けることができます。
尚、デバッグモードは前述のチートを有効にしていても無効にしていても起動することができます。