次世代たまごっち たまごっちスマート25thを開封
プレミアムバンダイからTamagotchi Smart 25th アニバーサリーセットが届いたので開封レビューします!
新しさの中に懐かしさも感じさせるデザイン
梱包材の箱には商品名入りの専用の箱が使われていました。送り状が貼り付けられていましたが、外箱も綺麗に保管したかったのでドライヤーで熱しながら慎重に剥がしました。
たまごっちにしてはかなり大きめなパッケージが出てきた。
側面は1996年当時のパッケージを模したデザインになっていてめちゃきゃわわです!
本体は白地に黒色のボタンとロゴがアクセントになっており、1996年の白色たまごっちを彷彿とさせるデザインで、当時のファンにとっては懐かしさの中に新しさも感じさせるような仕上がりになっている。
付属品はスマカード(1996 Friends)、充電用USBケーブル、取扱説明書です。スマカードは本体に接続することで育成キャラやアイテムや時計デザインなどを新たに追加することができる。
本体はシリコン素材の時計ベルトでスマートウォッチのようにして使うことができます。ベルトの穴を通すところが金具ではなくシリコン素材になっており、腕を激しく動かすとはずれてしまいそうなので、もう少ししっかり固定できるように設計してほしかった。
時計ベルトは簡単に取り外し可能で、従来のたまごっちのように持ち歩くこともできる。
本体裏面にはストラップの紐を通す穴もついており、自分の好きなストラップを取り付けたり、ネックストラップにつけて首からぶら下げることもできる。
いびつな「なんちゃってタッチパネル」とオブジェボタン
画面はタッチパネルになっています。本体下部に3つのボタンがありますが、ボタンとして使えるのは真ん中のホームボタンだけで、左右のボタンは単なる飾りです。
操作は基本的にこのホームボタンとタッチパネルでおこなうのですが、開発サイドとしてはたまごっちシリーズ伝統の3ボタンは残したかったようで、苦肉の策としてホームボタンの両サイドにオブジェとして飾りのボタン取り付けたようです。
しかしこの3ボタンの代わりに操作のメインになったはずのタッチパネルが曲者で、タッチパネルとは名ばかりで多くの人が想像しているスマホのようなタッチパネルとは程遠い非常に操作しづらいものになっています。このタッチパネルに初めて触れた10人中10人が不満を抱くレベルで操作しづらいです。
「物心がついた頃からタッチパネルに触れてきたスマホネイティブ世代の子供たちにも遊んで貰うためにはタッチパネルは必須だ」という考えからこのような仕様になったのだと思いますが、タッチパネルというにはあまりにお粗末な「なんちゃってタッチパネル」やいびつなオブジェボタンを取り付けるくらいなら、無理してタッチパネルにせずに従来の3ボタン方式で良かったように思えます。これでは3ボタン方式に慣れた大人だけではなく、生まれた頃から高性能なスマホのタッチパネルに触れてきたスマホネイティブ世代の子供達の方がむしろ違和感をおぼえることになり本末転倒のように思えます。
これは僕の勝手な想像ですが、「今の時代はタッチパネルだ」という上司の方針に対してNOを言えない開発現場の空気が、このようないびつな仕様になってしまったのではないかと思います。いずれにせよ、次回作からは元の3ボタン方式に戻すか、最低限の性能をもったタッチパネルにするなりして改善をしてほしいところです。
育成スタート!
ホームボタンを5秒以上長押しすると電源が入り、時間をセットするとたまごがでてきます
生まれました。
スマスピッチというアシストキャラが育成方法などについて説明をしてくれる。
ごはんをあげたりウンチを流したりして一通りのお世話をしました。
昔のたまごっちは赤ちゃんなのにおにぎりを食べたりしていましたが、今作では赤ちゃんらしくちゃんとミルクを飲んでいます。
たまスマカードで追加コンテンツをダウンロード
付属のたまスマカード「1996フレンズ」で追加コンテンツをダウンロードします。
追加できるコンテンツについては公式HPを参照してください。
Tamagotchi Smart 25th アニバーサリーセット(プレミアムバンダイ)
ダウンロードが終わると懐かしのばんぞー博士とミカチューがでてきました!
懐かしのミニゲーム「こっちむいてホイ」が遊べるようになりました!
背景まで当時仕様でとてもきゃわわです…
「たまデリバリー」に1996なごはんとおやつが追加されました。
注文してしばらくするとUber Eats的なたまごっちがお届けしてくれます。
ひろばに行くとお月見イベントが催されていました。ここでは季節のイベントが随時開催されているようです。
新しさと懐かしさ両取りができちゃうので初代ファンも楽しめる!
なんちゃってタッチパネルとオブジェ化したボタンが正直言ってかなり残念でした。操作については最初はストレスですが、しばらく使っているとある程度は慣れてきます。
ゲーム内容については、忙しい時に育成を停止できる便利な「おるすばん」モードがあったり、季節のイベントや演出があったり、たまスマカードを買えば追加コンテンツもダウンロード可能でバラエティ豊かです。
また、タッチセンサーやマイクを通じてたまごっちと絆を気づいていくのもこのゲームの醍醐味で、正直言うと最初は少し面倒だなと思いましたが、実際に信頼関係が出来上がっていくにつれてパートナーのリアクションやセリフがフレンドリーになっていくのを見ているとこちらも親近感が湧いてきて育成がより一層楽しくなってきました。これは旧来のたまごっちにはなかった楽しさです。
加えてこの25thモデルは子供だけではなく僕のような昔のたまごっちが好きな層にも響く仕掛けや演出がたくさんあるので、幅広い年代の方が楽しめるものになっていると思います。
25thモデルはプレミアムバンダイ限定ですが、現在Amazonではたまごっちスマートの予約を受けてけており、9人組ガールズグループのNiziUモデルも発表されています。